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また新たにVespaのハイエンドモデルが誕生。その名は『GTS300ie Super』。ご存知べスパ初の水冷モデルGTシリーズの250ieをさらにバージョンアップさせたのがこちら。べスパ伝統のスチールモノコックボディや片持ちホイールなど、守るべき箇所は継承しつつも、現代に対応した...と言うよりは、むしろ時代を先行く装備には圧巻。そして見れば見るほどこだわりのディテールが感じられる一台です。 |
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パワーユニットは新設計ピアジオ300ccクオーサー搭載。250ccの時よりも低回転から力強いトルクを発生させ、スポーツライディングは勿論、ハイウェイ巡航、タンデムライド時にその差が出ます。ちなみに排気量。厳密に言えば278ccのキャパシティとなりますが、30ccの違いって実は大きいのです。マシンのパワーアップを考えた時、一番のショートカット法はエンジンのボアアップだったりします。乗るたびにその違いと悦びを感じことでしょう。 |
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GTS250ieとGTS300ie。オートバイにまたがった際、まずはじめに視界に入ってくるのがココ。メーター廻り。GTS250ieで採用されていた液晶デジタルディスプレイから全てアナログ表示に変更されました。近頃のべスパでブラックの文字盤は非常に珍しく、新鮮です。 |
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車体色ブラックのメーター廻り。やはりこちらの文字盤も黒が採用されているのですが、メーターを取り巻くシルバーの部分とブラックの部分。そのコントラスが非常に引き締まった印象を与え豪華な感じの仕上がり。尚、余談ですが...時にシルバーの部分は太陽光が反射し、発光してるかの如く輝きを放ちます。もちろん文字盤が黒ですので、メーターの視認性が低下するという意味ではありませんのでご安心を。 |
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スポーティクラシックデザインのGTS300ieSUPER。サイドカバーにはビンテージシリーズを彷彿させるスリットが入っております。 |
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250ccには「GTS」と書かれているクレスト、300ccでは「S」に変更されております。そして注目したいのが、クレスト全てをメッキにしていないこと。後方部はあえて黒い樹脂製となっているのが300ieの主張。 |
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ホーンカバーはGTSシリーズから採用となったスモールランプが廃止され、従来型のホーンのみの設計。クラシカルな趣きのスリット部分はメッキを使用し、気品と豪華さをUP♪さらにホーンカバー自体の形状にも違いを発見。平面だった従来型に対し、こちらはエッジを効かせたデザインになっております。 |
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GTS300ieのホイールはつや消しブラック×シルバーのツートン。足廻りに引き締まった印象を与えます。 |
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ステアリングコラムカバーにも一捻りあり。通常は煌びやかなメッキ処理となりますが、GTS300はアンティーク加工でもしたような艶無しのカバーとなり、独特の質感があります。そしてサスペンションのバネの色も赤となり、スポーティさとクラシカルさを併せ持つ300ならではのディテールとなります。 |
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今回登場したGTS300ie。様々な箇所にブラックを使用しているのが伺えます。こちらのヘッドライトをよく見ると、250ccのGTSではライト内側のリフレクター全てがシルバーだったのに対し、300では下方部がブラックへと変更されているのにお気づきでしょうか?要所要所で「黒」を使用することによって、そのディテールが強調されている感じになっております。 |
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シート表皮はSシリーズ同様の白パイピングで、ビンテージシリーズを彷彿させます。リヤ廻りに付属するキャリアが300には無い為、すっきりとした全体のシルエットとなっております。 |
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消音性に優れ、低排出ガスを実現したマフラー。エンド部がシルバーになっているのが外観的に判断できますが、排気口にも違いが見えます。250ccでは直径17mmのところ、300ccは20mmと大きくなっております。3mmの違いですが、走りにおいては大きな3mmだと思います。 |
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GTS250ieではグローブボックスカバー右下に250ieのエンブレムがありましたが、GTVや300ieはロゴなしとなります。 |
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グローブボックス内はこんな感じ♪小さな手荷物ならこちらに収納可能。TOOLボックスやシート開閉レバー(手動時)などがあります。ちなみにグローブボックス上にあるボタン。通常はこちらを使用し、キーの差し替えなく電動でシート開閉が可能。 |
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”Super”のエンブレムが付いた以外には、GTS250やGTVと比べても、テールライト部の変更はありません。 |
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シート下には専用ヘルメットで二つ収納可能。ただしGTシリーズ全般に言えることですが、フルフェイスやジェットタイプで収納が出来ないタイプが多いのも事実。見た目の大容量とは裏腹に、形状を限定するメットインスペースとなります。 |
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タンデムステップの仕上がりには眼を見張るものがあります。パッセンジャーの足元の不安を取り除くガッチリしたステップで、不要なときはボディにすっぽりと格納出来る構造。造形美とも言うべき完成度。 |
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サイドスタンドも標準で装備されております。サイドスタンドの前方にある白いループはフレームロックするときに使用します。盗難抑止効果の高いホイールロックやディスクローターロックが日本ではメジャーですが、何と言ってもフレームをロックするのが一番効果的。容易に窃盗団が持ち運べないような防止策となっております。 |
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ミラーは新円のメッキミラー。運転席からミラーを覗けば英語で”OBJECT IN THE MIRROR ARE CLOSER THAN THAY APPEAR” の文字。ちなみに日本語に訳すと”ミラーに映し出されているものより実際は近くにあります”って感じの外車に多いフレーズ。些細なことですが、単にコーションラベルであっても自分は輸入車オーナーなんだ...と実感出来る瞬間かも知れません。 |
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GTS300ie Super。発売当初から考えれば、300ccで水冷エンジンの誕生を誰が予想したことでしょう....でも前途でも述べたように、古き時代から守るべき良き部分は継承し、時代にマッチすべきところは改良する。その精神の一つの形が、SUPER Vespa=超べスパの誕生だったと思います。 |